浜北スカイスポーツ連盟(HSR)とは

浜北スカイスポーツ連盟ロゴマーク

 現在浜北滑空場が位置する浜北区上島地先の天竜川河川敷での航空機の離着陸は、この地が飛行に適している事に飛行愛好者が着目し、昭和55年(1980年)に旧建設省へ「一時使用許可願」を市長名で申請したのが始まりです。航空少年団の体験飛行や滑空機のデモンストレーションを実施したのが最初で、以来旧建設省のご理解の下で遠州グライダークラブが飛行訓練を開始しました。

 続いて、航空スポーツを愛好する各種飛行団体がこの広大な滑走路を利用して訓練の場とするために加わり、運用上の安全確保や相互間の親睦を図るため、平成7年(1995年)に旧浜北市体育協会(現:浜松市体育協会浜北支部)の加盟団体として浜北スカイスポーツ連盟を結成しました。

浜北滑空場開きのお祓い

 平成10年(1998年)には地元のご理解を頂き、体育協会は旧建設省より「グライダー等飛行練習場」としてこの河川敷の占用許可を受けることができました。以来浜北スカイスポーツ連盟はこの滑空場にて年間1000回を超える飛行のほか、地域の方々や青少年の飛行体験の実施、河川敷の清掃や草刈などを行い、スカイスポーツ活動の充実と共に環境美化に努めてきました。

春の浜北滑空場

 平成17年(2005年)に起こしました墜落事故は重く受け止め、地域の皆様にご不安を与えたことを深く反省すると共に、浜北スカイスポーツ連盟全体で安全について徹底的な見直しと対策を行い飛行再開に至りました

天竜川沿いの豊かな緑に囲まれた浜北滑空場

 現在浜北滑空場で活発にフライトを行っているのは2つのグライダークラブで、ホームページを設置運営しているのもこの2団体だけですが、そのほか飛行機やウルトラライトプレーンの加盟団体とともに、スカイスポーツ活動を主体として体育協会の理念に基づいたスポーツの普及・向上を図っています。